[ 家計 ]「正しい家計管理」の実践 Part4:引き落とし先の整理
前回の記事「口座・カードの新規開設」では、家計管理システムを構築するために、楽天カード(家計用カード)と住信SBIネット銀行の口座(支払専用口座・強制預金口座)を開設しました。
今回は、これまでバラバラに引き落とされていた固定費を整理し、開設したカードと口座に集約させていきます。
実践レポートのリンクはこちらです。▷
クレジットカードの整理
それでは整理開始です。
まず、我が家では下記の引き落とし先を個人用のカードから家計用カード(新規に開設したカード)に変更しました。
- 保険
- 携帯
- インターネット
- 新聞
- 光熱費
- ETC
手続きは主にネットでできますが、保険関係はネットで資料請求し書類を送付する必要がありました。また、保険と携帯は本人名義のカードでないとNGでしたので、私(妻)の分は家族カードを利用しました。
口座振替&口座振込の整理
続いて口座振替&口座振込の整理。
できれば全ての支出は支払専用口座(夫名義の住信SBI)に集約させたい。しかし作業を進めていくと、例えばろうきんの車ローンや奨学金など、口座変更出来ないものもあることが分かりました。
そのため、口座変更ができない代わりに、家計の支払専用口座から毎月指定口座にお金を振り込むことに。
なお、ここで活用したのが住信SBIネット銀行の「定額自動振込サービス」です。我が家の場合はスマートプログラムの適用で、月3回まで他行宛振込手数料が無料になりました。
強制預金の仕組み作り
毎月の強制預金を確実に実行するには、自動化させてしまうことが一番。
そこで、こちらも「定額自動振込サービス」を使い、夫名義の住信SBI口座から妻名義の口座へ毎月定額を振り込むことにしました。住信SBIネット銀行同士の送金のため、手数料は無料です。
特別支出積立の仕組み作り
こちらは夫名義の住信SBI口座内に「目的別口座」を作成し、手動で積立をすることにしました。スマホで30秒で出来てしまうので、とても簡単です。これも自動化させられたら、なお便利なんだけどなぁ。
家計管理システム完成!
完成したシステムがこちら。
家計にまつわる部分は赤線と青線で示しました。
実線は手動、点線は自動で行われることを表しています。また、赤色の点線は住信SBIネット銀行の「定額自動振込サービス」によるものです。
お金の流れ
毎月、必要なお金を支払専用口座に入金すれば、引き落とし日に色んなものが自動振込&引き落とされる仕組みです。
最後に手動で
- 現金で管理する生活費(管理可能支出)を引き出す。(コンビニで)
- 目的別口座に特別支出積立分を振り分ける。(スマホで)
これでおしまいです。手動でやることはこの2つだけ。あぁ楽チン。システム化するってすごい。
※2018/01/17追記
上記システム図で「妻専用口座」から「定額+カード利用分」と記載していますが、正しくは「定額」のみです。「カード利用分」については別記事「クレジットカードを利用したときは」をご覧ください。
これにてシステム化作業は終了です。本で推奨されている流れ通りではありませんが、我が家に合ったシステムを構築出来たかなと思っています。次回はシリーズ最終回。このシステムで問題がないかを確認していきます。
次の記事はこちらです。▷「正しい家計管理の実践」Part5:モニタリング