[ 投資信託 ]確定拠出年金の見直し Part3:購入
確定拠出年金の見直し・最終編です。
10月はなかなか時間が取れず、前回の記事から日が経ってしまいました。ようやくスイッチングがすべて完了したので、レポートしたいと思います。
Part1▷確定拠出年金の見直し Part1:準備
Part2▷確定拠出年金の見直し Part2:売却
やりたいこと
もともと定期預金、バランス型、アクティブ型で構成されていた私の確定拠出年金。これをすべてインデックス型の4アセットに振り分けるのが目的です。
※Aはアクティブ型、Iはインデックス型という意味です
前回の記事では、このうちバランス型、アクティブ型を、いったんすべて定期預金に預け替えました。
今回は、さらに定期預金をインデックス型4アセットに預け替えていきます。
Step1:時価総額の確認
現在の時価総額は607,099円。
前回のスイッチングの結果、80%以上の資産が定期預金(500,692円)になっています。
Step2:正しいバランスで保有した場合の金額を計算
時価総額607,099円を、理想のバランスで保有していた場合の金額を計算します。
理想のバランスは以下の通り(図の右の円グラフ)。
- 日本債券:10%
- 海外債券:30%
- 日本株式:25%
- 海外株式:35%
もしも607,099円がこのバランスで振り分けられていたとすると…
- 日本債券:607,099 × 10% ≒ 60,710円
- 海外債券:607,099 × 30% ≒ 182,130円
- 日本株式:607,099 × 25% ≒ 151,775円
- 海外株式:607,099 × 35% ≒ 212,484円
こうなります。これが理想の配分です。
Step3:各アセットの過不足を計算
次に、Step2で割り出した理想のバランス配分に対し、現在どの程度資金が足りていないかを計算します。
現在の保有額はこちら。
理想の配分に対する不足は…
- 日本債券:60,710 - 19,197 = 41,513円
- 海外債券:182,130 - 32,040 = 150,090円
- 日本株式:151,775 - 21,825 = 129,950円
- 海外株式:212,484 - 33,345 = 179,139円
赤色の金額を合計すると、定期預金の金額500,692円になります。
つまり、定期預金を赤色の配分に分ければ良いというわけです。
Step4:預け替え
それでは預け替えを実施します。
私の会社のDCのページでは、売却額を「金額」では指定できず、「割合」で指定する必要がありました。
そのため売却する定期預金のうち、何に何%預け替えたいかを整理します。
- 日本債券:41,513 ÷ 500,692 × 100 ≒ 8%
- 海外債券:150,090 ÷ 500,692 × 100 ≒ 30%
- 日本株式:129,950 ÷ 500,692 × 100 ≒ 26%
- 海外株式:179,139 ÷ 500,692 × 100 ≒ 36%
これに従ってスイッチング。
赤色の金額とはすこし誤差がありますが、これで完了です。Webで照会できるまで、数日待ちます。
スイッチング完了!
そして数日後の照会結果がこちら。
すこしの誤差はありますが、無事に理想の配分にスイッチングすることができました。
これにて確定拠出年金の見直しは終了!今後は年に1回程度リバランスをして、理想の配分を保っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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