[ 家計 ]「正しい家計管理」の実践 Part0:本に出会う前は
「正しい家計管理」という本をご存知ですか。
公認会計士・税理士である林總さんが書かれた、ベストセラーの家計の本です。
結婚して1年。家計管理に悩んでいた私はこの本と出会い、抱えていたさまざまなモヤモヤから解放されました。全6回に渡って、「正しい家計管理」の実践の様子をお伝えしたいと思います。まずは、この本を参考にした経緯から。
実践レポートのリンクはこちらです▽
Part 0:本に出会う前は(←いまココ)
Part 1:現状把握
Part 2:予算編成
Part 3:口座・カードの新規開設
Part 4:引き落とし先の整理
Part 5:モニタリング
目次
こんな悩みを抱えてました
我が家は夫婦共働き。2人ともフルタイムで勤務しています。しかし、稼ぎ時のDINKSのはずなのに、まるで家計管理ができていませんでした。
- 夫婦共働きなのに、全然貯金が貯まってない!
- いや、むしろ大きな出費があるたび、貯金を崩してる気がする…
- お金はきちんと貯めたい。でもせせこましくはなりたくない!
お金のことはきちんとしたい。でも節約ばっかりはヤダし…とモヤモヤして過ごす毎日。お金のことで夫と険悪になることもしばしばでした。
こんな家計管理をしてました
当時はどんな家計管理をしていたのでしょう。「管理」なんて呼べるモノではないのですが、ご参考までに書いてみました。
1.夫が、いろいろ差し引いた「残り」を妻(私)に渡す。
いろいろというのは…
- 夫の口座に紐づく引き落とし(妻にとってはブラックボックス!)
- 夫の1ヶ月分の生活費(交通費、ランチ代、交際・娯楽費など)
- その他特別な支出(友人の結婚式のご祝儀など)
2.妻は「自分の給与」+「夫から渡された額」でいろいろやりくりする。
いろいろというのは…
- 家計にかかる費用(食費、日用品、光熱費など)
- 妻の1ヶ月分の生活費(交通費、ランチ代、交際・娯楽費など)
- その他特別な支出(友人の結婚式のご祝儀など)
3.締め日に2で余った額を貯金する。
しかし、この方法には当然たくさんの問題点がありました。いや、問題点しかなかった。
問題がいっぱい発生
「分からない」「貯まらない」「入れられない」の三拍子で、夫婦仲もピンチ!
「分からない」
-
お互いの給与がいくらか分からない
- お互いが何をいくら支払っているか分からない(特に夫の独身時代からの支払いは、何をいくらどこに支払っているか分からずブラックボックス状態)
「貯まらない」
-
先取り貯蓄ができておらず、貯金がほとんど増えない
「入れられない」
-
夫婦ともに前月のカード利用料が多かったりすると、貯金を崩す場合も…
-
一方が「今月は家計にほとんど入れられない」という状態が続くと、不公平感&不満を招く
給料日近くになると、我が家は不穏な空気に包まれておりました…。
そして出会った素晴らしい本
結婚から1年経ったのに、計画立てて貯金も出来ていない…。そんな状況にモヤモヤしていた折に出会ったのが、林總さん著「正しい家計管理」でした。
詳しくはぜひ本を読んで頂けたらと思いますが、この本で私が特に参考にした点は以下の4点。
- 支払口座は1つにまとめる
- 年間&月間の予算を立てる
- 特別支出も予算を立て、毎月積み立てる
- 財産目録をつける
次回以降の記事では、実際に「正しい家計管理」をどう実践していったかをご紹介します。
それでは、次の記事へ。▷「正しい家計管理」の実践 Part1:現状把握